さて、遊びながら楽しく学ぶシリーズの最後に登場するのは
世界的に有名な思考型パズルゲーム
「RUSH HOUR(ラッシュアワー)」です。
実はこちらのパズル、
日本のパズル作家の芦ヶ原伸之さんが考案したものなのです。
シンプルながら、奥が深い、脳トレゲーム。
こちらは、論理的思考で問題を解決する能力を育みます。
ルールは簡単!
大混雑した駐車場、自分の車を脱出させるために、
他の車を移動させて渋滞から抜け出るだけ!
出題カード通りに車を並べたらスタートです。
自分の車(赤い車)を右側にある出口(青い車の右上)から
脱出させるには、まずは黄色いトラックが邪魔です。
黄色いトラックをどけるには、紫のトラックを移動させる必要があり・・・
・・・と考えていきます。
結局、自分の車(赤)を動かすためには、
緑を1つ後ろ⇒青を3つ上に⇒紫を右に3つ⇒黄色を下に3つ移動します。
すると、下記のような位置にまで赤を進めることができます。
ゴールは青いトラックの向こう!
さて、今度は青いトラックが邪魔なので・・・・
と考えていき・・・
さらに色々と移動させて、ようやくゴール!!
※車の移動は前後のみ。横には動かせません。
ちなみにこちらは初級の①の問題です。
回答は10手以下で終わるモノから50手以上かかるものまで!
難易度は4種類、全部で40問です。
拡張カードも充実しており、大人から子どもまで
万人におススメできるパズルです。
公式では8歳からとありますが、6歳ぐらいから遊べそうです。
子どもに与えたところ、最初はとにかく車を動かしているだけだったのが、
問題数をこなすと、この場所にこの車があることが脱出できない理由だということが把握できるため、後ろから考えることが自然にできるようになります。
問題を解決するために、目の前のことを動かすのではなく、結果から推測して対応していく。
これは、論理立てて先読みしていくという論理的思考に繋がります。
これってゲームやプログラミングだけではなく、生活にも役立つ能力かも。
思いっきりゲームしたい⇒先に宿題をやる⇒お手伝いもしておけば文句言われない
というように問題解決能力も鍛えられ・・・・・
ますように!!(笑)
きえんどうにサンプルがあるので、是非一度手に取って遊んでみてください。