もう ○○ なんだから、~ して!
このセリフを使わずに生きている大人っているんでしょうか・・・?
先日友人から、
子供はいくつになっても赤ちゃんみたいなもの。10歳だって中学生だって、高校生だって甘えたいときはあって、ひざにだって乗れるものなら乗ってくるもの。
もう10歳、もう中学生、もう高校生 じゃなくって、
まだ10歳、まだ中学生、まだ高校生 なんだよ。
と大先輩のお母様が教えてくれた。という話を聞きました。
同じ10歳でも、「もう」と思うか「まだ」と思うかで 私たちの感情はまったく変わってきます。
そして、「もう」と思うか「まだ」と思うか、それは他の誰でもない自分が決めていることなんですね。
これはよくコップ半分の水というポジティブシンキングの話で知られていますが、私たちは無意識に「もう」のほうを選択しがちなような気がします。
「もう」を選択して、子供時代というコップ半分の水を早く捨てて成長させようとするよりも
「まだ」と大きく腕を広げて、十分に子供時代を過ごさせる。
後者のほうがよっぽど自立した大人として成長するというのは、よく知られた話です。
わかっちゃいるけど、日々のなかで自分の中の「もう」が増えていることにハッとさせられました。
わらっちまうね!
これは子育てに限らず普段の生活の中でも沢山あてはまります。
「もう時間ないから、手伝って!」
「もうこれしかないから、大事につかって!」
まー、きりがないほど思いつきますが、「もう」と言う言葉を使おうとすると必ず「ない」という意識がセットになっているように思います。
「まだ5分あるから、一緒にやって!」
「まだもうちょっとだけあるから、大事につかおう!」
「もう」を「まだ」に変えると余裕が生まれます。
その余裕は相手にも伝わり、相手にも余裕が生まれるはずです。
きっと失うものではなく、今あるものに意識が向いてるので余裕が生まれるのでしょうね。
そして、周りを幸せにするには、この余裕は必要不可欠なんだろうなーーと思います。
「もう」を生きるより「まだ」を生きたい!
自分の意識ですもの、自分で変えられるはずです。
そんな風に思う、「まだ」40歳 の内山でした。うふ。